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財務調査(デューデリジェンス)

M&Aを実行する場合、詳細な調査を実施しないで投資や買収を行った結果、買収後重大な瑕疵が露見したり、予想通りの利益が計上できずに高い買い物になった事例がよくあります。財務デューデリジェンス(DD)は、M&Aにおいてこのような失敗をさせないために、買収対象企業に関連する損益や資産負債の状況、特殊な情報、財務上や事業上のリスク、買収後発生が予想される課題等について検討する調査です。

財務DDには、入手できる情報の多寡により限定的DDやフルスコープDDなどがありますが、DDの結果判明した事項は買収過程の重要な局面(買収予定価格の決定、買収ストラクチャーの決定、売買契約書への反映、買収金額の調整、買収後の経営統合(PMI))で利用されるので、財務DDはM&Aにおいて実施すべき最重要な手続と云えます。財務DDの分析項目と主な着眼点は以下の通りですが、買収のストラクチャーや対象企業の形態によって重点の置き方が異なります。また財務DDは通常、買収対象会社の評価に関連した情報の収集や問題点の有無を念頭に置いて検討されます。

P/L項目の分析 正常収益力の把握
資産項目の分析 資産性の検討
負債項目の分析 簿外負債、偶発債務の把握、洗出し
資金繰り、キャッシュフロー分析 必要資金水準の把握
純有利子負債(ネットデット)分析 有利子負債類似項目、非事業資産負債の把握
設備投資分析 将来投資計画の把握